今、注目されつつある「関係人口」という考え方。
地方創生が言われて久しいのに、東京への人口集中は変わらない。ではどうすればいいのか?
いきなり移住、あるいは定住と言われるとしんどい。でも、ほんの少し地域と「関係」を結ぶことなら、できるのじゃないか。「関係人口」を通して見ていきたいのは、そんな可能性。
丹波地域には、あるいは全国の先進地には、そうした「関係」を作るための「関わりしろ」が揃っている。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)でのダイアローグ・シリーズ『ソシエテ・リベルテ』では、そんな議論が深まってきました。
そして今回。GLOCOMから庄司昌彦主任研究員が来丹、JR篠山口駅にできた農村イノベーションラボの仕掛け人、中塚雅也准教授と対談します。対談テーマは「都市のココロの動かし方」。
副業を認める会社が増え、半農半Xが注目される今日。ベストセラー『ライフシフト』に描かれたポートフォリオワーカー、あるいは平野啓一郎『私とは何か―「個人」から「分人」へ』での指摘など、私たちは「複属化」に向かっているのかもしれません。
そんな時代に、もう一人の、あるいは明日の自分に出会う方法について探ります。
何かと話題の丹波地域への入口を探している。地域を元気にするプロジェクトに関わってみたい。そろそろ自分の人生設計を描きなおしたい。次の社会像を探りたい。
そんなあなたにお薦めです。
- 日時 2017年12月2日(土)17:00~18:30
- 場所 神戸大学・篠山市農村イノベーションラボ(JR篠山口駅コンコース内)
- 費用 無料
- 申込 こちらからお願いします
【ゲスト】
庄司昌彦氏
国際大学GLOCOM主任研究員。情報社会論や地域情報化、社会イノベーションに関する研究に携わる。内閣官房オープンデータ伝道師、Open Knoledge Japan代表。
中塚雅也氏
英国ニューカッスル大学農村経済センター客員研究員などを経て、現在、神戸大学大学院准教授。農学研究科地域連携センターを総括。専門は地域マネジメント、農村政策、農村計画。
【コーディネーター】
小橋昭彦
執筆業、ITベンチャー創業、大学院非常勤講師等を経て、丹波市にUターン、地域活性化事業に取り組む。現在はファシリテーターとして各所で活動。