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guest.1 マリオさん

コンテンツ・コーディネーターのつねまつです。

丹波のおやつから、バス、ゲストまで、なんでも

コーディネートをする担当です。

 

 

夏ですね。川遊びに山遊びが楽しい季節です。

でもね。山に入っちゃダメ、川もあぶない、

草なんて食べたらアカーーーン!

って。都会ではなく、とても自然豊かな田舎でも、

今じゃ、こんな風に言われているんです。

自然は豊かなのに、遊べないってね…。

雄大な自然をまえに、

 

なんとも歯ぎしりです。

 

だから。

ソシエテ・リベルテin神戸 セッション1の

こどもが育つをつくる①のゲストにマリオさん

を迎えました。

 

 

山遊びあり、川遊びあり、食べられる草も

探しちゃう、「野遊び研究家」です。

 

ナニモノかっていうと、

幼児教育の専門家で、日頃は大学で教鞭をとり、

丹波ではこども園のお散歩や、森遊び・遊びの学校

の校長先生でもあります。子どもたちから大人気!

(あやしくない、ちゃんとしてます)

 

 

森林インストラクターとして山の植生調査や、

地域の山の間伐作業といった活動もしてます。

つまり、

子ども教育のプロ ✖  野山のプロ です。

 

 

子どもじゃなくても、大人でも楽しいんですよ。

マリオさんとの山道歩き。植物の名前をいっぱい

教えてくれて。草花で「楽器」つくって、ピーーッ

ピーッって、音を鳴らしながら山道をあるいて。

「これ、食べれるでぇ~」って教えてくれて、

食べさせてくれる。

 

 

甘かったり、酸っぱかったり、苦かったり、なんか

の味に似ていたり。ときには、天ぷらで美味しく

食したり。

 

 

はたまた、「匂い嗅いでみぃ」と言われて恐る恐る

葉っぱに鼻を近づけると、びっくりするほど臭かっ

たり。

 

たあいなく素朴な野遊びですが、こうやって、

ひとつひとつ記憶していくんだなぁと、大人に

なっても思うのです。

主に、食べられる草花の知識だけですけどね。

 

大人でさえ、こんなに発見が多いんですから

子どもはなおさらですね。きっと。

 

さて、明日は、そのマリオさんが、丹波の森を

神戸に持って来てくれますよ。枝ごと。

食べれる草花も、ある…かもしれませんね。

 

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ソシエテ・リベルテin神戸

セッション1

「こどもが育つをつくる」

2017年7月26日(水)開催

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丹波のおやつ dish.2

 

丹波のおやつ、ふた皿目は、卵農家のスイーツ。

芦田ポートリーさんのキャロットケーキですよー。

 

 

dish.1で紹介した宮垣さんちのお隣が、この卵農家

の芦田ポートリーさんなんです。というわけで、

人参コラボです。お隣の農家・宮垣さんの人参を

食べて育った鶏の卵と、宮垣さんの人参をたっぷり

つかったケーキなんです。人参度がハンパない!

 

 

このケーキがうまれたのは、鶏のエサ用にといただ

いた人参がきっかけだったそう。エサ用に人参を

切っていたら、ミツバチが寄ってきて人参から出た

シロップを吸うほどだったのだとか。

そこで糖度を測ってみるとなんと9~10度も!

 

こんなに甘い人参ならば! と、試行錯誤で完成した

のがこのキャロットケーキ。農薬を使用せずに

栽培された人参だから、皮ごとたっぷりとケーキに

1/3ほど入れています。

どれくらいの人参かというと、ケーキの材料の中で

一番多く入っているのが人参です。

 

 

相当の量ですよ。切り分けると、黄みとオレンジの

濃~い色合い。でもね、人参臭くないんですよ。

ほのかな甘み、素朴な甘みのおやつです。

パティシエじゃない、卵農家のスイーツだから、

素材のおいしさを引き立てるシンプルなレシピに

徹してるんだとか。

 

芦田さんと宮垣さんの農家コラボはこれだけでは

ないんです。鶏小屋に敷かれたもみ殻は鶏が糞と

一緒に、宮垣さんちの田んぼの土づくりの堆肥

として使われています。

土づくりが美味しい人参やお米を育むんですって。

農業って自然と共にというイメージがありますが

思いのほか科学的なんですねー。酸性の土壌を

アルカリ性にするためには、堆肥をどっちゃら

こっちゃら…とかとか。

 

さて、ポートリーさんのお話に戻します。

芦田ポートリーさんは風通しの良い平飼いの鶏舎で

のびのびとと鶏をそだてる農家さんです。

 

 

昔はあたりまえだった、農家の庭に飼われた鶏が

卵を産み、それをいただく「庭先たまご」。

ポートリーさんの鶏舎に行くとその風景がみれます。

 

 

その鶏舎から卵を拾ってきて卵かけごはんを楽しむ

イベントとかもやってるんですよ~。ほかにも、

社長がつくる出し巻や煮卵の美味しさったら!!

卵を産まなくなったひね鶏でつくるソーセージや

ハムも売ってますよー。

スーパーでパック卵を買うのとは違うお付き合いの

できそうな農家さんでしょ。

 

 

おやつの話から遠ざかってしまいましたが、

7月26日(水)のソシエテ・リベルテin Kobeの

丹波のおやつは、人参コラボで、人参ジュースと

キャロットケーキです♬

どうぞ召し上がれ~!

 

おやつ係、コンテンツ・コーディネータつねまつ。

丹波のおやつ dish.1

 

ソシエテ・リベルテのお得企画、丹波のおやつ。

なにがお得って、これまで沢山、丹波の食べもの

企画をしてきた丹波スタッフが、選りすぐりの

おやつを、当日、会場までもっていくんです。

 

 

丹波でしか買えない、農家さんにお願いして、

とれたてを…。という、贅沢なやつにしようと

思ってます。

 

米と、野菜と、果物と、牛と、鶏を育てている丹波

だから、牛乳屋さんも、パン屋さんも、和菓子店も

スイーツ店も、食品加工メーカーもありまして。

 

丹波の食材に惹かれて、移住してきたパン屋さん、

料理人もいるくらい。

 

さて、最初のおやつは、人参から!

そう。おやつです、人参。

 

だって、糖度9以上ですから。スイーツなみ。

ミツバチも寄ってくるくらいの甘さ。

この甘ーい人参をジュースにしちゃったのが、有機

農家の宮垣農産さん。丹波では珍しい大規模農家で

人参ジュースにする人参、ワンシーズンで10トン!

 

だから、贅沢~に、有機栽培の人参が、ひと瓶に

まるっと2本分入っています。

 

ジュースの原料は人参が98%!あと、ほんの少し

梅エキスとレモンエキスで2%。

ほとんど人参だけなんですよー、このジュース。

瓶から注ぐとき、とろ~り、すりおろした人参の

果肉入りなのも贅沢です。しかも、ぜんぜん人参

臭くない。

 

 

 

宮垣農産さんは、宮垣さん家族4人と地元に暮らす

男性1人の5人で運営する農家さんです。

 

 

耕地面積は、甲子園球場6~7個分。しかも、手間

のかかる有機栽培で、お米や人参、トマトや小豆を

育てています。

宮垣さんは、約25年前から丹波のなかでも先駆的に

有機農業をはじめた方で、丹波の有機農家の

おやっさん的な存在です。

 

そうそう!

宮垣さんが育てた有機米は、お米は嗜好品とうたう

百貨店のお米セレクトショップのお眼鏡にもかなっ

た逸品なんですよ~。

 

丹波のおやつ企画は、

なにを選んだらいいか分からないくらい飽和する

食の中から、これは良いよ!という丹波の農家さん

をクローズアップ。そうすることで、牛乳はココ、

お米はココ、お野菜はココとココよね…、なんて、

スタンダードを持てるようになったり、自慢の

食卓がつくれるようになったらいいなーという、

ひそかな想いをもっていたりするのです。

 

おやつ係、コンテンツ・コーディネータつねまつ。