地域デザイン実践講座3回目開催レポート

回を増すごとにどんどん内容が深まる
地域デザイン実践講座!

デザインは2時間×4回の講座で
簡単に実践できるものではないのだけど、

近藤さんが苦労や経験を重ねた結果、
地方でのデザインで本当に必要だと思うポイントを
惜しみなくお話いただきます。

このポイントを押さえておかないと、単純にきれいなものや美しいものを作っても意味がない。
これまでの講座で受講生のみなさんもよく理解しています。

大企業のようにマーケティング調査や広告費に莫大なリソースを使えるわけではない
ブルーオーシャンで少ないライバルの中、パイオニアを目指す。

なぜ自分はそれをするのか
自分が理想とする世界のために、このコンセプトでサービス(商品)を提供する

近藤さんが数々のヒアリングを行ってきた中で導き出した問いが記載された3枚のシート

サービス(商品)の差別化、社会的価値、
そして現在の世の中に対して感じている栄光ある不満

これらの問いを使って、資源や市場などの事業の勝負所と、本人の想いやパーソナリティを掛け合わせたアイデンティティを見つけ出します。

前回に引き続き、受講生の皆さんには、
ろうそく、紙コップ、たわし、塩の事業所に別れてテーブルに座ってもらっています。

各テーブル毎に後継となる事業者さんが1人選出され、
他のメンバーからヒアリング

このヒアリング、じつはめちゃくちゃ難しい。

なかなか話してもらえなくても、自分の本心は開示してくれてたり、
たくさん喋ってくれたからと言って、本当の想いが聞けてるかはわからない。

大事なのは自分の言葉で自分の口から話してもらうこと。
質問する側のプライベートも話したり、相手の言うことを繰り返したり
事業者のパーソナリティを引き出します。

次回はいよいよ最終回。
おそらく地方のどんな事業所にとっても必要であろうこのスキル
地方の元気は日本の元気
しっかり学んで身につけたいと思います!

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2017年度地域デザイン実践講座の開催レポートはこちらから
地域デザイン実践講座1回目開催レポート
地域デザイン実践講座2回目開催レポート
地域デザイン実践講座3回目開催レポート
地域デザイン実践講座4回目開催レポート

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