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マリオさんの野遊びリーダー塾
2回目となる今回は、木の実を中心にお話してくれるそうで
宝石箱のような箱にはワクワクするような木の実がたくさん。
森林インストラクターのマリオさん。
植物を見るときにいろいろな言葉を覚えておくと、これ何かなーって調べたり、分類したりするときに役に立つということで、
今回はしっかり勉強します!
葉っぱの軸の部分は葉柄
ギザギザした部分は鋸歯
葉脈に殻斗…
ブナは三角の状態で殻斗に入ってるのですが、実をつけるのは7〜8年に一度だそうです。
毎年実をつけるとそれを狙う動物が増えるので、7〜8年は幹に栄養を貯めてブナの実を食べる動物の個体が減って来た頃に豊作となり実を落とす。そうするとたくさんの実が食べ残り、芽を出す。子孫を増やす戦略なのだそう。
どんぐりノートを見ながらお勉強
どんぐりはブナ科の木の実
ブナ科にはブナ属、クリ属、コナラ属、シイ属、マテバシイ属、など日本では22種類もあるんだとか
そのうち、シイ属とマテバシイ属はアク抜きなしで食べられる!
丹波に1番多いのはツブラジイのどんぐり
つぶらな瞳のような小さくて黒いのが特徴だそうです。
食べるのが好きという受講生が多いので、食べられるものが次々と紹介されます。
サルナシや栃の実、ナンキンハゼ!
ウドも花芽を天ぷらにすると美味しいらしい!
アケビの葉っぱは基本は複葉
同じアケビでも、3枚セットで1枚の葉っぱの三出掌状複葉と、5枚セットの五出掌状複葉とあるのだとか
最後にはススキの葉っぱで弓矢を飛ばします。
遠くに飛ぶとなんか嬉しい。
遊びって意味とか価値とか関係なく、心が動くもの。
そうやって楽しめるかどうかが子どもには大事なことで、そこから好奇心が芽生えたり、学習に繋がるのだそうです。
知らないことを教えてもらうということは楽しいですね
子どもの発育の知識に加えて、野山の植物の知識も豊富なマリオさん
「私もまだまだ勉強中」と話します。
飽くなき探究心がマリオさんの魅力を作っているのだと実感する講座でした。