丹波の暮らしを伝える「たんば・くらしカフェ」
今回は神戸のステキな空間ミドリカフェさんで竹岡郁子さんをゲストに迎え開催しました。
郁子さんは大阪での保育士経験を活かし、丹波市山南町の笛路村で里山保育ふえっこをされています。
笛路村は山あいにある13世帯の集落で、ほどよい小さな川と細い山道と田畑がある昔ながらの里山です。
ふえっこはその笛路村の地域で、まわりの人に助けてもらいながらお母さんと子どもが一緒に週1回の活動をしています。
川に行ったり、畑に行ったり、草木染めをしたり、
栗拾いや梅干しづくりなど、四季折々の里山を活かした活動を
子どもがやりたいということを大切にしながら行っているそうです。
丹波で里山保育をする魅力は、自然の豊かさに加え、経験豊富な頼れる人たちが身近にいるということ。
この日は丹波の森で「大路あそびの学校」を行なっている野遊び研究家のマリオさんこと山崎春人さんも、郁子さんの応援にかけつけてくれました。
マリオさん以外にも今回ご参加いただいた方は保育や子育てに関心のある方が多く
大阪での保育と里山保育で子どもたちの様子は身体能力以外でも変わるのかというような質問がありました。
郁子さんは、自然の中で遊ぶ子どもたちはあきらめなくなることに気がついたそうです。
簡単に「できない」と言うのではなく、工夫をすればなんとかなることを自然の中から学ぶのですね。
私たちももっと自然の中に出る必要があるなと感じました。

意外と丹波の子供たちも山や森や川で遊んでいない!?
森の幼稚園やサドベリースクールなど、子育ての方法はひとつではないことを知っていること。ひとりでは大変なことも、まわりの人に助けてもらいながら、田舎で子育て。自然の中で子育てをしたいと考えたことがある人は少なくないはず。
自分には無理だと思わずに、まずは見に来てみてはいかがでしょう。
次回のたんば・くらしカフェは同じ会場のミドリカフェさんで
2017年3月7日(火)19:30〜21:00
丹波市の空き家情報「住まいるバンク」を立ち上げた中川ミミさんにお話いただきます。
また丹波のはたらくをお伝えするたんば・しごとカフェは、神戸三宮のサンパルにて
2017年2月7日(火)19:30〜21:00
面白共同生活タンヴァボロ家や大路週末バル、大路月末朝市など数々のムーブメントを起こし、現在は夫婦でキャリー焼菓子店を営んでいる藤本雄大さんにお話いただきます。
ぜひ皆さま、お気軽にお越しください^^