TAMBA地域づくり大学
「空き家まちづくり学」コース2回目の講座です。
前回は高校生の参加がありましたが、今回はテスト期間につき
人数が少なくなるかなーと思いましたが心配御無用、大人もやる気です。
前回は自分たちが空き家を使って楽しくできること、したいことを考えました。
今回はその楽しいこと、したいことを地域にもオススメして、地域での活用を考えます。
まずは基礎講座
対象となる空き家を見つめる方法を出町さんの経験からお話いただきます。
出町さんは歩き回って空き家を探すタイプ。
コツは、何回も敷地に足を運ぶこと。
雨の日(コンディションが悪いとき)にこそよく見ること。
近所の人と出会ったら積極的に話をすること。近所の人は周辺のことをよく知っています。
話をするのにはまず「こんにちは」と大きな声で言うこと。
それから太陽の通り道や朝昼晩の人の流れなどを見ておくこと。
実際に空き家を見に行くときの方法や見るポイントなどを具体的にお話いただきます。
1.足元を見ながら敷地を1周しましょう
2.上を見上げて屋根を見てみましょう
3.建物の中に入って深呼吸をしてみましょう
4.天井のシミを探しましょう
5.床の感触を確かめながら歩きましょう
6.水道、キッチン、お風呂、トイレなど水回り
…
建物を見つめたあとは、その建物がある地域を見つめます。
前回、空き家の活用方法についてアイデア貯金をした「路地の家」
その家がある青垣町神楽地域についてどんな地域なのかを説明してもらいます。
丹波市と一緒に住まいるバンクを運営している中川ミミさんも青垣町出身なのでアドバイスをくれました。
神楽地域の青垣での位置関係、谷筋に集落があり、冬は雪が多いこと
田んぼの水当番をしないでよいほど、水がきれいで豊富。
自然が豊かな反面、獣害も多く、柵などにお金がかかり自治会費が高いなど。
食事ができるところは数カ所、自然と触れ合う場所はたくさんあることなど。
それを元にグループで地域で路地の家をどんな風に活用できるかを話します。
出てきた意見は、
バイカーが泊まれるようピットを作ったり、倉でワインが飲めたり、子供が泊まれる合宿所
狩猟女子が育ったり、自給自足できるような場所や
パラグライダーなどを愛でながら飲む場所、アフタースクールで廃校になった学校にも子供が来るように
などなど、
地域にとってもワクワクするような意見がたくさん。
出町さんは
自分もよし、地域もよしな意見を
重ね合せる、混ぜ合わせるのがいいのではと話します。
前回の意見も、今回出た意見も、大事な貯金となって、地域の資源となっていくのですね。
空き家まちづくり学、次回の講座は11月10日(木)19:00〜21:00
空き家リノベーションの実際
また、来週は男性も受けられる、
「女性の生き方デザイン学」コース第2回目
川人ゆかりさんの女性にとってのローカルキャリア
それぞれのライフキャリアについて考える良い場となりますので、
2回目からでもぜひお申込みください^^/
お申し込み:丹波市まちづくり部市民活動課 生涯学習係
TEL 0795-82-0409
※託児もできます。必要な方は上記までご連絡ください。