地域づくり大学オープンキャンパス
講師は半農半Xの塩見さん
塩見さんが半農半X研究所を立ち上げて約20年
半農とは、いわば環境問題。そして何を食べて生きるかということ。
半Xは、天職。自分がどう生きるかということ。
後世に生きる若者たちにしわ寄せのない世の中をつくりたいと
半農半Xを提唱し続けています。

大人気。塩見さんに会いにわざわざ大阪から来てくれたかたもいました。
はじめに塩見さんから
自己紹介、住んでいる綾部のこと、
それから半農半Xの考えを、いろいろな言葉でいろいろな方面からお話いただきました。

言葉を考えるのが好きな塩見さん。綾部は人生探求都市を目指しています。

半農半Xをするのに、いなかへ移住という一大決心をしなくてはいけないというわけではないですね

①実利的②アーティスト的③現代的。21世紀は④の生き方を

小麦と見世物を与えていると民衆は考えなくなる。逆に自給とミッションを持たなければ
そのあとは、4人一組のテーブルワーク
毎回自己紹介と、それぞれ自分を発掘する問いへの答えを発表し合います。
お互いがお互いを知らない状態は、トランプの神経衰弱で全てが裏返ってまだ1枚もめくっていない状態と同じ。
自己紹介が増えて、お互いのことをまち中全員がわかっている状態になれば、新しいことがたくさん生まれる。
自己紹介は地球を救うのだそうです。
最初は自分の
A to Z
AからZまで思いつく言葉を全て書きだし、それぞれ自分のAtoZを発表し合います。
席を移動し
次は自分の型をつくる
分子/分母
分母には自分の場所(活動舞台)を書き、分子には自分の気になるテーマ、人生のテーマを3つあげます。
テーマはひとつだとライバルが多いけど、3つ掛け合わせることによってニッチなテーマになるとのこと。
また席を移動し
次は自分のやりたいことの棚卸
人生で叶えたいことを8つ書き出します。
会場には35名います。8個ずつやりたいことを出したら280個
丹波市の6万7千人が8個ずつ出したら53万6千個
日本人全員だったら10億個
世界が変わりそうでワクワクします。
そして最後は自分の研究所名をつけて、全員で発表。
塩見さんは、1人1研究所社会になればいいと思っているそうです。
みんなそれぞれ自分のやりたいことが研究所の名前になります。
名前は魔法。
つけることで叶うのだそうです。
会場のみなさんから出てきた研究所名はこちら。
久下っこ研究所
自然と暮らす研究所
丹波の隠れた魅力研究所
日本の滝研究所
自然体で生きる研究所
コーヒーx旅研究所
小さくて大きい研究所
ラッキー研究所
丹波の観光研究所
神楽を遊ぼう研究所
キャンサー脱却研究所
ローカルメディア研究所
自然自分化研究所
死と老いの研究所
大路里山資源研究所
地域歴史研究所
にんにく丹波人ルーツ研究所
人と地域の研究所
人間暮らし研究所
丹波と宇宙研究所
丹波の野の花研究所
おもしろがり方研究所
幸せ見つけ研究所
魚住サスティナブル研究所
世界のつながり研究所
丹波草刈り研究所
心と体を安心に食べる研究所
共益活動研究所
丹波恐竜化石研究所
朝来コミュニティ相互扶助研究所
宇宙研究所
素敵な研究所がたくさん生まれました。
塩見さんは、また次回の地域づくり大学で呼んでもらえたら
そのときに研究所を続けている様子を聞きたいと言ってくださいました。
来年もぜひ来てもらいたいです^^
誰でも参加できるオープンキャンパス
次回は、10月7日(金)19:00〜21:00
島根県海士町の豊田庄吾さんによる「学校と地域、学びをつなぐ」
また次の講座は、女性の生き方デザインコース
井上孝代さんの「あの人」と和解する
が9月17日(土)10:00〜16:00で行われます。
女性の生き方デザインコースは女性向けの内容ですが、男性の受講も可能です。
ぜひ、ご夫婦や奥さんと理解しあいたい方もご参加おまちしております^^