ソシエテ・リベルテ inTokyo ココロ動くローカル①

こんにちわ。東京でローカルについて考える会の5回シリーズの第一回目が、8月3日に開催されました。

1回目のテーマは、田舎でライフシフトが起きているという話。ゲストスピーカーは、丹波市にPRデザイン会社を構える株式会社ご近所から取締役の恒松智子さんと中川知秋さんの2人。ご近所という会社の特長は、全員が移住者で、仕事のほかに何かの地域活動をしているというところ。

さらに、丹波市でくらす移住者、Uターン、彼らを応援する地元の人たちの特長は、仕事とプライベートの境界線があいまいで、活動する場所・居場所が3つ4つあって、つながりがネットワーク化されている。ことなどを話してくださいました。

ゲストの話から広がって、会場全員でのディスカッションは「分人」「複属化」がテーマに。メンバーのなかにも、都心から離れて「地域」に暮らしの拠点を置く方たちからは、面白いサークル活動がある、地域の活動が盛んという話がでてきました。

比較的コンパクトな人口だからこそ、みんなが活動を掛け持ちして、活躍して、分人、複属という生き方が生まれやすいのかもしれません。そして、元気な地域こそ、分人や複属化が進んでいるのではないか…という点にきずきました。

さて、次回10月5日(木)開催です。

丹波市篠山市の居樹相談員をゲストに迎えて、元気な移住者をつくる「関わりしろ」の話です。関わりしろこそ、「分人」「複属化」を生み出す仕掛けではないかという仮説のもと、両市相談員から実態や課題について話していただき、さらにディスカッションを深めます。