2/7(水)19:00~21:00 神戸コミューン99にて行います、
セッション3くらしをつくる2回目。
テーマは、「事例を知って発想を豊かに」。
自分ならではの物差しをもって、地方での暮らし、仕事そのものを、
自分の力で作り出したお二方をトークゲストにお招きしています。
まず、お一人めは
篠山市在住の木工作家、野澤裕樹さん(上写真左)。
大阪でインテリアショップを立ち上げ、家具設計製作を担当していた野澤さんは、
結婚を機に篠山市に移住、大阪への通勤生活を送っていた時期を経て、独立。
建築設計の仕事をしていた奥様と一緒に古民家をリノベーション、
作品を展示販売するギャラリー&喫茶室
「居七十七(いなとな)」をオープンしました。
「居七十七」の傍らには、野澤さんの工房があり、
昼間はしっかり制作に集中する時間を取りながら、
同敷地内にある自宅での「くらし」も営み、
幼稚園に通うお子さんとの日々も楽しむ野澤さん。
制作の合間に、お子さんの発表会を見に近くの幼稚園に足を延ばしたり、
工房に「ただいまー」とお子さんが入ってきて、働く父親の姿を間近に見られる、
営みの仕組みを自然に感じられる環境があったりと、
私たちの普段の生活で忘れてしまいがちな「くらし」の姿がそこにあります。
大阪から転居し、このお店を開くまでにも転機があり、
また子育てについても考えることがあって転居、
今のお家兼工房兼ギャラリーは、篠山市に移住してから3軒目なのだとか。
トークセッションでは、
古民家物件との出会い、セルフリノベーションでのこだわり、
木工の仕事と、日々の営みのバランスなど、
転機のある都度、「くらし」を自分たちのサイズ感で作り上げてきた、
野澤さんの考え方にたっぷり触れていただきます。
——————————————————————————————————————-
野澤さんは、「天然生活」「住宅&インテリア雑誌Lives」等、
多数雑誌の取材を受けてこられました。
——————————————————————————————————————-
トークセッションのお相手は、
丹波市で人気のパン屋さん「ひとたねパン工房」の山本香奈子さん。
香奈子さんのご紹介は、次回ブログをお楽しみに。