食べるを「つくる」、第2回。
以前、
このような形で見どころを紹介させていただきましたが、
この食べるを「つくる」2度目、
お話くださる鈴木克哉さんについて、ここではご紹介させていただきます。
鈴木克哉さんは、文学の博士でありながら、
野生ニホンザルの被害管理、また獣害問題の人間側の要因について
研究を重ねて来られました。
以前は兵庫県立大学講師兼兵庫県森林動物研究センター研究員を務め、
「サル被害対策の第一人者」として知られる存在です。
豊かな里山の中で育まれる、本当に美味しい「食」としての自然の恵み。
それをどのように獣害から守り、
野生動物とどのように共存していけばよいかということに取り組み、
獣害対策をきっかけに地域を元気にしていくモデルを提唱する
「NPO法人 里地里山問題研究所(さともん)」を2015年に立ち上げられました。
現在行っている活動の1つは、
都会の人や地域の人が里山の問題に関心を持ってもらえるような、
獣害対策、里山整備、里山の美味しい自然の恵みを感じるイベントの運営。
夏場は、スイカや竹を切ってきての流しそうめん、
秋口にはジビエのBBQ、トラクターの乗車体験、
秘密基地づくりなど……、親子で、地域の人も都会の人も
一緒に里山というフィールドを楽しむ機会を創出してきました。
また、
統合の為閉園した保育所を、地域のお母さん、お子さんたちが集まれるスペースにして、
隣の「音羽の森」でカブトムシやギンランなど、自然の生態系に触れられる
という環境を提供したり、子育てに関わる人が自己実現をするための
学びの場を開催したり、その活動は多種多彩。
里山の環境と、そして美味しい自然の恵みとの共存が課題となっている
動物たちと、真剣に向き合ってきた鈴木さんが、
この豊かな恵みを子どもたちにつないでいくために
提唱する社会モデルとはどのようなものでしょうか。
第2回の食べるを「つくる」では、
この辺りのお話も伺いながら、
兵庫県篠山市出身、大阪や東京でコンピュータ関連の仕事を経て帰郷、
自宅で広大なブルーベリー園と、
自家製野菜を使った丁寧なお料理で人気の
「futaba cafe」をオープンさせた
西田博一さん、
食の現場で働いた経験から、食生活にこだわり、
より総合的に健康になれるよう「レイキヒーリング」を学んだ
手をかざす癒し施術レイキヒーラーの中井由紀さん、
こちらの3人で、
環境に即して食べるを「つくる」ことについて、深めていっていただけます。
都会にいながら、里山の環境を後世に残し、
本物の食べ物を応援するにはどうしたらいいか?ということにも、
思いを馳せる時間にしていただけたらと思います。
info
食べるを「つくる」第2回
<詳細>
2017年10月11日(水) 19:00 – 21:00
■参加費 1,500円(丹波の日本酒&里山おやつ付)
※お子様連れの受講も可能。お子様のおやつをご希望の場
■場 所 コミューン99(神戸市中央区江戸町100番
■定 員 15名
■場 所 コミューン99(神戸市中央区江戸町100番
■主 催 NPO法人gift(丹波市)+一般社団法人
●第3回:10/28(土) 9:30~17:00 三宮発着バスツアー
「ヤギのいるカフェから森へ」ヤギのいる農地の横にある
●第4回:11/1(水) 19 :00~21:00
「私と田舎続け方」丹波の旬満載!食べてみよう♪
丹波の旬をみんなで味わいながら、講座の振り返り&私と
第3回目は丹波貸切バスツアー:大人3500円(税込み
※全4回お申込の場合、通常価格8000円が2000円
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