地域デザイン実践講座4回目開催レポート

いよいよ、最終回
地域デザイン実践講座4回目

これまで学んできたアイデンティティデザイン
自分のアイデンティティと市場価値から、コンセプトを決め、ターゲットを定めます。

ターゲットがより良くなりたいと思うポイントを洗い出し
グループ毎の商品をデザインします。

みんな頭をフル回転。
近藤さんからは飴やチョコも差し入れや、
インテリアデザイン、パッケージデザインなどの資料もご提供いただきました。

プレゼンは、
図や絵を用いて表現すること。
どのようなアイデンティティやビジョンからどんなコンセプトが生まれたかストーリーを伝えること。
そして、ターゲットの課題を解決するデザインのポイントを発表します。

トップバッターは、「紙コップ」のグループ

森での楽しみ方をよく知っている事業者から生まれたのは
紙コップが森の中でも倒れない木製ホルダー
ハンドルを抜くと、そこには針がついており、木や切り株などに水平にも垂直にも刺して紙コップを置くことができる。
また、スマホホルダーにもなっており、鹿を捉えたときにも楽々写真が取れてしまう。
罠猟の免許を持っている事業者ならではの紙コップセット商品が開発されました。

続いて、「たわし」のグループ

自然を大切に丁寧な暮らしを提唱していきたい事業者さんは
本当によいもの、良い素材を使うようなプロの料理人をターゲットにした高級タワシ。
特に野菜を傷つけずに洗うことができるしなやかな、野菜を大切にするタワシで形もよく見る亀の子タワシではなく、
長くてねじれて、葉物祭もゴボウのような細長い野菜も水だけで泥も農薬も落とすことができるそう。

お次は「ろうそく」のグループ

空き家活用にも関心の高いメンバーからは、古民家の内装を改築したチャレンジショップ。
建築設計士さんは空間イメージのCAD図まで作成していただきました。
その空間に置かれているのは、竹筒に水を浮かべたフローティングキャンドル。
幻想的な炎のゆらめきは、日常で癒されたいとき、ヨガをするときにも使われます。
地域資源の竹を活用し、ロウもハゼ科の天然素材を活用した木蝋で、クレヨンや口紅などにも展開を考えているのだとか。

最後は「塩」のグループ

ターゲットはオーガニックなナチュラル思考のお母さん。
共働きで忙しく、普段はお料理できないけれど、小さいお子さんがいて、安心安全な食と素材の味を大切にしたいと思っています。
運動会やおもてなしなどで、速攻で料理が上手になりたい状況で、ついスーパーで買ってしまうのが
粒状でひとつまみが簡単に分量できる赤穂のお塩「塩人(エンジン)」
お尻についたミルを回せば、粒状の塩が削られて塩少々も簡単に測れます。
姉妹品には砂糖と塩が両端で使える甘塩棒というスティック塩も。

ターゲット設定の明確さや市場性などの観点から、受講生同士もお互いの商品を評価します。
近藤さんからの評価もいただきます。

みなさん、この短い時間で本当によく
既成概念に囚われない面白いアイデアの商品が生まれました。

近藤さんたちのデザインは、見た目をよくしてるだけではなく
地方の生産者の活力と誇りを上げるためのもの。

日本の経済が成長していた頃のやり方だけではなく
今の事業者が自分の想いを重ねて、本質を変えずに今の時代でもヒットを飛ばす。

それに必要なのは「楽しい」こと。

3回目まで、なかなか難しく大変な様子も見えましたが
最後には面白い商品が生まれて、皆さん楽しそうに発表してるのが印象的でした。

常にベストを追い求め、ヒット商品を作り続ける近藤さん
とても充実した中味の濃い講座を本当にありがとうございました!

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2017年度地域デザイン実践講座の開催レポートはこちらから
地域デザイン実践講座1回目開催レポート
地域デザイン実践講座2回目開催レポート
地域デザイン実践講座3回目開催レポート
地域デザイン実践講座4回目開催レポート

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