丹波の食学コース1回目「受け継がれてきた種」開催レポート

実践講座
命つながる郷土食「丹波の食学」コース1回目

昨年度はオープンキャンパスの形で行い大好評だった「あずき工房」柳田明子さんの講座
今年度は3回かけてじっくり学ぶ実践講座です。

1回目は種のお話

あずき工房柳田さんのある丹波市春日町東中は黒さや大納言小豆の発祥の地。
この小豆はその昔京都の御所にも納められていたそう。
煮詰めても割れない様子を、殿中で抜刀しても切腹しなくてもいい大納言の位になぞらえて大納言小豆と呼ばれるようになりました。
きれいな光沢で形が四角く、黒さや大納言小豆は7個積めると言われているのだとか。

柳田さんのところではそんな在来種の黒さや大納言小豆を育てています。

小豆の他にも柳田さんの畑には、在来種のお野菜が自家用に少しずついろいろ育てられています。
在来種とは、代々ずっと受け継がれてきた種のこと。
昔の農業では自分のとこで育てた野菜から種を採り、その種を蒔いてまた野菜を作るということを繰り返してきました.
そうやってその地に合った野菜ができていくのが自然で味も美味しいのだそうです。

今お店で売られている種の多くは、見た目はきれいな野菜が育ちますが種を採っても親の野菜と同じようには育ちません。

自然でないものを食べるということがどういうことか
今は問題になっていないけど、食べ続けて30年後にどんなことが起こるのか、誰にもわかりません。

花粉症などのアレルギーのようにいつのまにか大きな問題となるリスクは十分考え得ることのように思います。

幼稚園の先生だった明子さん。自作の絵本で種についてお話くださいます。

種のお勉強をしてる間に、何やらいい匂いが漂ってきました。
おっこ食堂のおっこさんこと木下加代子さん、コトコトキッチンの佐々木なお子さん、そして我らがピーチさんこと山﨑和加子さんという豪華な講師陣が明子さんのサポートに駆けつけ、調理の準備をしてくださいました。

重ね煮教室もやってるおっこさん。種といえばお豆。お豆といえばおっこさん

野菜ソムリエなおこさん。動物性食品も小麦粉も使わないオリジナルブレンドのスパイスカレー、いい匂いが漂います。

みんなで仕上げの調理をして

種を頂きます。

最後はみんなで感想をわかちあい。
実践講座は毎回同じメンバーが顔を合わせ、みんなで一緒に学んでいきます。

次回の「丹波の食学」は
10月14日(土) 伝統の地域行事と食
実りの秋には豊作を祝う行事が盛りだくさんです。
お楽しみに^^/