先進事例で学ぶ地域づくりコース4「地域と大学、連携成功のヒント」開催レポート

地域づくり大学
「先進事例で学ぶ地域づくり」コース最後の4回目は
神戸大学農学部の中塚雅也先生。

img_4448

最近の大学がCOC+(地(知)の拠点大学による地方創生推進事業)によって地域活動が増えて来ていることや
都市部の若者が田園回帰、田舎への憧れを持っているという背景をご説明いただき、
10年近く篠山で神戸大学の学生と地域と共に活動してきた経験から、学校と地域との連携についてお話いただきます。

20161214_191212

学生と地域との連携は大きく4つのタイプに分かれるそうです。
1交流型
2価値発見型
3課題解決型
4知識共有型
どれがいい悪いではなく、地域の状況、大学の状況など、
制限の中で目標を設定し、いろいろと実践していくよう奨めます。

実際に活動してきた内容を聞いてると、篠山でよく聞く地域はみんな神戸大の学生さんを受け入れている地域です。

20161214_193251

連携推進のポイントとして挙げてくれたハードとソフト2つのインフラ整備
ハード面では大学や地域に地域で活動している学生たちが集まれる拠点をつくり
ソフト面では田舎では課題となる足(交通手段)を自動車教習所の送迎車に助けてもらっていることが面白いなーと思いました。

20161214_194710

また、うまくいくかいかないかに大きく関わってくるのが、コーディネーターの役割。
大学側にも地域側にもそれぞれ素敵なコーディネーターがいれば、円滑に進む可能性が大きいそうです。

20161214_195207

学生には何かを求めるのではなく、お地蔵さまにお供えをするような心がまえでいるのがよい。
学生はすごい成長を見せたり、既存の状態に新しい風を吹かせることができる。ただ時折悪魔に変化する。
最初から覚悟をしていれば、経験とプラスαの価値がついてくるかも ですね。

20161214_200458

後半はテーブルトークをし、気づいたことや聞きたいことをポストイットに書き出します。

聞きたいこととして
最近の学生の動向や、地域での受け入れの体制について
コーディネータについてなどがあり、詳細をご説明いただきました。

img_4507

大学生が関わってくれることは、地域にとっても嬉しいことですが、最近の教師や親以外の大人と関わりが少なくなってきた学生にとっても貴重な経験になるでしょう。
ヨソモノ、ワカモノと地域の人たちがお互いに思いやりをもって一緒に活動することは、地域を元気にするひとつの方法だと思います。

先進事例で学ぶ地域づくりコース、全4回がこれで終了となりました。
地域のことには正解があるわけではありません。より良い選択をしていくために、事例を学び、みんなで考え、つながりを作る。
もう少したくさんの人に参加してもらいたかったというのがホントのところなので、次回への課題といたしましょう。

地域づくり大学の講座も残すところ、実践コースのみ
地域資源のデザイン学コース
未来会議の運営術コース

ぜひ、みなさまのご参加お待ちしております!